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後期研修経験者の感想文・推薦文

諏訪雄一先生
(平成29年卒、令和元年より東大病院内科専門プログラム)

私は東京都立駒込病院で初期研修を行い、卒後3年目にリウマチ科をサブスペシャリティとして選択しました。東大病院内科専門プログラムに登録し、同院で1年間の研修を行いました。
新専門医制度が開始され、多様な疾患を経験する必要がありますが、当科では多臓器に影響する疾患の診療を担当し、かかりつけ症例の一般入院診療も担当するため、幅広い症例を経験できます。また、特定の疾患群の経験を目的に当院他科ローテもさせていただき、必要症例を十分に経験できました。
 専門研修の面でも、基礎医学の知見も踏まえ症例ごとに病態を類推し、診断・治療を考慮するなど、基礎研究と臨床が有機的に結びついた診療を経験することができました。また、他科コンサルトチーム研修では不明熱や多関節炎、間質性肺炎の鑑別など、症候学や診断学のほか、当科疾患の“mimicker”を学ぶことができました。様々な大学・病院出身の先生がおられ、多様性に富んだ診療が経験できることも魅力です。
 以上のように、画一的に思われがちな大学病院の研修でありながら、実際には多彩で幅広い診療を経験できました。膠原病診療を考えている先生方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院での研修をお勧めします。

吉原理紗先生
(平成28年卒、平成30年度より東大病院内科専門プログラム)

私はアレルギーリウマチ内科で専攻医一年目の研修を行いました。
私が一年間を通して本研修で得られたことについてご紹介したいと思います。
まず一つ目は、基礎研究と臨床を結びつけて考えるロジックに触れることができたことです。毎週の教授回診、カンファレンスにて基礎研究と臨床の橋渡しとなるようなプチ講義を受けることができ、またその上で気軽に自身の疑問をぶつけられる恵まれた環境でした。また、スタッフの先生方とも症例について十分に議論する経験を積むことができました。
二つ目は新専門医制度に対応できる豊富な症例数です。正直大学病院では症例数が足りないかもしれないと危惧していましたが、他院からの紹介も多く、新鮮な症例を十分に経験することができました。また、膠原病は合併疾患の種類も多岐にわたるため、他科領域に登録可能な症例も多く全く問題になりませんでした。
三つ目は、多くの出会いがあったことです。当科をローテーションされる研修医の先生や自身と年齢の近いチューベンの先生方と和気あいあいと研修できたことは幸いでした。上級医の先生から若い先生まで各々の層が厚く様々の関わりがあることは大学病院ならではだと思います。
ご興味を持たれた方は是非見学にいらしてください。

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