1. HOME
  2. 概要

後期研修経験者の感想文・推薦文

小川萌 先生
(2012年順天堂大卒、2014年当科専門研修)

私は他院で初期研修を行い、卒後3年目よりアレルギーリウマチ内科で専門研修をしております。膠原病診療は専門性が高い一方、多臓器病変への対応も求められ、specialistとgeneralist双方の側面を持つ点が興味深いと思いました。
初期研修医の時、カンファレンスや回診を見学し、各患者のProblemについて、原病のみならず細部に至るまで検討する様子や、初期・専門研修医への教育的配慮を随所で認めました。また、大学院への進学にも興味がある私にとって、臨床のみならず基礎研究も盛んなことも魅力的で、専門研修の場として最適な環境と考えました。
日常診療体制等に関しては、他の先生方が記載しておられるので割愛しますが、当科研修の特徴の一つとして、「コンサルトチーム」が挙げられます。研修中は、病棟を担当する期間と、当日緊急受診患者の診療や他科からの診察依頼等に対応するコンサルトチームに所属する期間があります。チームには必ず指導医(10年目以上)と大学院生(4〜7年目医師)が複数所属しており、各症例に対し活発に討論し、自分の診察手技やアセスメントに関しても、日々フィードバック・アドバイスを受けられます。初診から診断に至る症例や、治療難渋例を経験することもでき、とても勉強になります。
層の厚い教育体制で、基礎からしっかり勉強されたい方に特にお薦めです。

森田 薫先生
(2009年東大卒、2011年当科後期研修医、2012年より当科大学院進学)

卒後3年目に後期研修医としてアレルギー・リウマチ内科で研修を行いました。
初期研修は聖隷浜松病院で行い膠原病に触れる機会が少なかったため、勤務当初は業務をこなすことで精一杯でしたが、新しい症例に出会う機会に多く恵まれ、秋からは「チューベン(担当医)」として初期研修医を指導し、指導医と診断・治療に関して方針を決めるまで力がつきました。
東大病院のメリットは入院症例が豊富であること(SLE/RAなどの一般的な膠原病以外に、神経ベーチェット・自己炎症性疾患・再発性多発軟骨炎やCogan症候群など)がまず挙げられます。また通常、大学病院の指導医は研究と臨床の両立で忙しいため、部下との関係が希薄と考えられがちですが、アレルギー・リウマチ内科の指導医は質問すると必ず丁寧に教えてくれます。さらに臨床試験のデータが議論の中心になりがちの昨今の医療の中で、指導医は病態機序まで遡って説明してくれますので、何が問題かが明確に学ぶことができます。
私は指導医のそういった話につい魅せられてしまい、後期研修医を1年した後、大学院へ進学し、現在はSLEの研究を行い日々充実した研究生活を行っています。
今まで膠原病に触れていないけれども、学びたいと意欲がある方にも、ぜひお勧めします。

駒井 俊彦先生
(2010年北大卒、2012年当科後期研修医、2013年より当科大学院進学)

東大病院アレルギー・リウマチ内科で研修することの意義は、”高い専門性と総合性”、” 基礎と臨床のクロスリンク”が出来る医師を養成できることに有ります。
医師患者関係、病棟や救急外来の対応、入院患者さんの治療計画の立案など幅広く学んできた初期研修医の先生方が次に目標とするのは、主治医として患者さんの治療計画に主体的に参画していける専門性と総合性を持った医師になることだと思います。特に、当科が専門とする膠原病診療では、根治の困難な難病の場合や多種多様の合併症を有する場合が多く、膠原病に特有の診察や治療方針など高い専門性を持つ一方で、総合的・全人的な視点を求められます。一人一人の患者さんの診療を大切に、研修医師としてはその過程一つ一つから学ぶことが大切ですが、フィードバックをかけてくれる経験豊かな指導医と、全国から難症例が集まる環境がこうした目的を達成するための研修には不可欠です。当科では初期研修医、後期研修医、大学院生(4〜7年目医師)、指導医(10年目以上)でチームを組み病棟マネージメントをしており、後期研修医は主体性を持って診療に関わるとともに、検査・治療方針について綿密な指導を受けることができます。また、高い専門性を持った視点を幅広い横の連携を通じて身につけることが出来るのも大学病院での研修の魅力です。リウマチ診療はもとより、膠原病診療で重要な視点となる、肺や腎臓の合併症管理、骨・関節・皮膚・神経病変の評価など、当科所属の各専門医を中心としたカンファレンスを通じて身につけることが出来ます。さらには近隣の大学や病院と共同の勉強会、症例検討会、学会の機会も豊富で、基礎免疫関連知識の習得、プレゼンテーション技術の向上や学術面での医学への貢献も十分に経験できることは今後の医師人生の大きな礎となると思います。後期研修医は主として診療業務に当たりますが、基礎論文を中心とした抄読会や免疫学の視点からの講義の機会など、その後大学院生として研究生活を送る上での基礎をつくる環境が十分整っているのも大学ならではの魅力です。
膠原病内科医師としての礎を築く上で、最適な環境と人材がそろっていると自負しています。是非一緒に仕事をして、一人でも多くの患者さんの助けとなり、膠原病や免疫の世界に一石を投じましょう。興味を持った先生方からの連絡をお待ちしています。

このページの先頭へ